2010年08月16日
※※わんこ本※※ 『ここにいるよ』&『さよなら、アルマ』

おとうさん!annはここにいるよ~
さっきはすぐそばで寝てたんだけど、
ちょっと暑くなっちゃったから~降りてきたの~
踏んだりしないでね~

わんこが題材の小説が新しくでると、やはり本屋で自然に手に取ってパラパラ・・・
この本は、絵本のような感じなので、パラパラしてるうちに
ざっと読んでしまいました。
パピーちゃんが新しいおうちに連れられていくところからはじまります。
すべてわんこ目線で語られていくのですが・・・
最初は、ann や sona もうちにくるときは、キャリーケースの中で
こんな風に思ってたのかな・・・なんてひきこまれていきました。
ところが、途中から、だんだんわんこちゃんの家族の環境もかわってきて・・・
少しヘビーな内容に・・・
パラパラ見のはずが、えっこういう内容なの・・・と
最後のほうまで急いで確認しちゃいました。
育児放棄の問題も今はいろいろNEWSになります。
著者の方も、「里親探しのわんこにゃんこもたくさんいますが、
せっかくおうちがあっても、つらい環境のわんこもいるのが現状で、
もういちど、ご縁のあったわんこちゃんたちの環境を見直してほしい」
という気持ちがあって書かれたと帯に書いてありました。
うちのわんこは幸せなのか?
もういちど考えさせられる本でした。

終戦記念日の昨日、車で家族を送っていく用事がありました。
少し遠い場所でしたので、1時間ほどの用事がすむまで、
近くの本屋さんでこの本を買って読んで待っていました。
涙がとまらなくて、時々車のそばを通る人が驚いていたかと思います・・・
戦争中、たくさんの犬が「軍用犬」として出征した。
まったく知らない話でした。そう言われれば、そうだったんだ・・・と気がつきますが。
戦争中、だんだん資源も食料もなくなっていく中
犬・猫 がどういう立場になっていったか。
犬が軍用犬として試験に合格すれば、軍からお肉がいただける。
でも、赤紙がきたら、戦争に行かなくてはならない。
そんな時代。。。
けして大昔の話ではありません。
私の母は昭和元年(大正15年生まれ)、母が若い時の日本の話なんですよね。
軍用犬として戦争に行った犬は約10万頭だったのではないかということです。
すべての犬が戦地からは戻ってこれなかったそうで。
今は平和な時代ですが、一方悲しい結末になってしまうわんこにゃんこは
毎年27万頭にもなるそうです。
わんこママになってみて、自分の家のわんこだけではなく、
この世に生まれてきたわんこたちがみんな幸せになれるようにと
漠然とではなく心から思うようになりました。
この2冊、お子さんの夏休みの読書にも、いい題材ではないかと思います。

Posted by きりん at 19:09
│わんこ本
この記事へのコメント
いい本を教えて頂きました。
私も読んでみたいです。(きっと読みます)
私も読んでみたいです。(きっと読みます)
Posted by みまひや
at 2010年08月17日 21:42

~*~*~* みまひやさん *~*~*~
ええ、ぜひ読んでみてください。
アルマのほうは、夏の動物(わんこ)映画・ドラマの題材にもなりそうだなぁ~なんていうふうにも思いました。
ええ、ぜひ読んでみてください。
アルマのほうは、夏の動物(わんこ)映画・ドラマの題材にもなりそうだなぁ~なんていうふうにも思いました。
Posted by きりん
at 2010年08月18日 03:35
